鹿沼市立西小学校で出前授業を行いました。

10月9日、鹿沼市立西小学校にて「受け継ぐ文化財」をテーマに授業をさせていただきました。
その様子が昨日(10/16)の下野新聞に掲載されましたのでご報告いたします。

下野新聞デジタル会員のみ読める記事のようです▼

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/983505

「興味を持ってくれるだろうか」と不安な気持ちで授業に臨みましたが…そんな不安は一瞬で吹き飛ぶほど、スライドやお話に関心を持ってくれました。
特に

・仏像がたくさんのパーツで構成されていること
・修理に使う道具が意外に身近な道具だったこと
・修理前と後でどこが修理されたか見つけること

子どもたちが一つ一つ驚く様子を見て、こちらも嬉しい気持ちになりました。
最後の質問コーナーでは、普段の講演会では0〜2個くらいしか出ないところ、8〜10個ほど質問をいただきました!

質問の目の付け所も鋭く、質問の内容から真剣に聞いてくれたことがとてもわかり、さらに嬉しい気持ちになりました。
私たち修理師は日頃は修理と向き合う時間が多いですが、文化財の保存・修理を知っていただく活動にも力を入れています。
今回のように文化財を受け継ぐであろう次世代の方に、仏像修理について直接お話できたことはとても貴重なことでした。
このような機会をくださった西小学校様と鹿沼市文化課様に感謝いたします。

今後も子どもたちに向けて仏像修理についてお話ししていきたいです。